クライアントが構築されていた公的手帳表示アプリ(カバンや財布から取り出していた公的な手帳を、スマホでパッと提示できるようにしたアプリケーション)に対して、マイナポータルが提供する自己情報取得APIとのシステム連携を実現致しました。
マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスです。
子育てや介護をはじめとする行政手続がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを確認できたりします。
マイナポータルのサービスの一つに、「行政機関等が保有する自己情報（所得、世帯など）を確認できるサービス」があります。
「自己情報取得API」は、国民が自己情報の確認のみならず、提供まで行えるよう機能を拡充し、当該機能をシステム間連携によりWebサービス提供者が利用できるようマイナポータルのAPIの一つとして作成・公開するものです。
民間事業者や国・地方公共団体など、様々なWebサービス提供者は、自己情報取得APIを活用しマイナポータルと連携することにより、自らのWebサービス利用者の自己情報を、安全かつスピーディに取得し、そのサービスにおいて活用することが可能となります。
例えば、銀行等の民間事業者が、ローン等の審査の際に必要な所得情報をオンラインで即時に取得することで、ローンの審査をスムーズに進めることが可能となります。

システム連携を実現するには、内閣府への問い合わせから始まり、各種申請、求められるセキュリティ条件のクリア、連携する仕組みの開発、接続試験など、多くのステップが必要となります。
弊社では、システム連携を実現した経験から、適切なサポートが可能です。