NASのさらなる活用について。NASにGitサーバを導入しました。

以前に以下で関東営業所の資産管理はNASを利用していることを記事にしたのですが、まだまだ活用法はありました。

『関東営業所の資産管理強化』の投稿

『関東営業所のUPS導入』の投稿

弊社が導入しているNASはCPUやメモリを搭載しており、LinuxベースのOSがインストールされているため、微力ながらサーバ機能を持ちます。
微力といえどもこのサーバ機能はすごい使い勝手や拡張性にも拘っており、色んな事が出来ます。
弊社ではプログラムソースの管理にこのサーバ機能の拡張オプションであるSVNを利用しておりましたが、Gitを使いたいと常々考えておりました。

そこで、サーバ機能の拡張オプションにあるJava、Tomcatを利用してアプリケーションサーバーとしての機能を持たせ、そこにGitblitというオープンソースのGitサーバソフトを設置することで、自社用のGitサーバを構築することが出来ました。
これにより、広島にある本社や他社との共同開発や、その進捗管理にも利用でき、さらに開発がスムーズになりそうです。

いやぁ~、NASだけどここまで出来るとは便利になったものです。
NASの性能だけでなく、synologyが独自にやっているsynologyアカウントというのがあり、アカウント登録するとドメイン管理までしてくれます。
つまり、NASを買うだけで、無料のVPS(管理者権限付きのレンタルサーバ)+ ドメイン取得(synology.meが後ろに付きますが)が出来て外部公開が出来る訳です。
昔なら、たとえ自社の業務用に使うとしても、自社サーバ構築の為になんやかんやでお金と労力が沢山掛かっていたと思います。

うーん、Synology社すごい!まさに中小企業の味方です。これからも応援してますぞ!